散蓮華
日常用いるため、単に「匙」あるいは「湯匙」と呼ばれるのが中国では一般的で、別名に「勺」、「匙子」、「勺子」、「湯勺」、「匙羹」などがある。とはいえ、西洋式のスプーンと区別する場合には、中国式という意味で「中式匙」、「中式湯匙」などと「中式」の文字を冠する。また、使われる地域はベトナムなど、古くから中国文化の影響を受けた地域のほか、シンガポールをはじめとする、華僑が多く住む世界各地の中華街でも用いられている。
名前は、形状が散った蓮の花弁に似ていることに由来するとされる。食器としては、小鉢として使用されるようになった呑水(とんすい)とも起源を一にする。